ズタボロ日記迷走中

40代女性の迷走奮闘日記 人生は続くよ残酷なまでに

Official髭男dism「Pretender」ヘビロテしてしまう


Official髭男dism - Pretender[Official Video]

 

最初バンド名がなんやねんすぎて、引いてたんだけどね。

奇をてらいすぎてちょっと辟易とするというか。

 

でも食わず嫌いはいかんと思って、ピロっと聞いてみたわけです。

 

なんてこった、見事にハマり。

 

というかたまたま聞いたこの「Pretender」という曲のみなんですが。

 

サビの部分の

 

僕は君の運命の人じゃない

 

っていう部分がね・・・。刺さるよね強烈に。

なんていうか最初から結末がわかっちゃってる感が本当に悲しくて虚しくてやりきれない。

 

どんなに好きだろうと「自分は違うんだな~」っていう感覚。

わかってても気持ちに終止符が打てない辛さ。

 

ばかばかしい茶番みたいな恋。

そりゃ辛いわ。

 

もっと違う何かで出会えればっていう、叶わぬ「たられば」を繰り返し。

巡り巡って堂々巡り。

結局どんなにこねくり回しても、自分は自分でしかないんだからな~。

 

いやー、切ないね。そして絶望的だね。

最初から終わってるなんて。

始まりもしないなんて。

 

たった一つ確かなことがあるとすれば、君は綺麗だ

 

という歌詞の部分だけが、ちょっと違和感かな。

なんかこのすごくいい歌詞の世界観にふさわしくないというか。

 

突然何言ってんの?って感じが否めない。

というかだから何?って思ってしまう。

「え?結局そこ??そこなの?」って思う残念感がある。

 

どうにかならんかったんかな。

 

まあそこを差し引いても本当にめずらしく歌詞の世界観がちゃんと伝わってくる歌である。

ちゃんと物語があって、伝えたいことがある歌って最近めずらしいような気がする。

 

あとボーカルの人の声もすばらしいよね。

上手いのか下手なのかわからないけど、ちゃんと歌の魂は伝わってくる。

 

そういう歌い手の人がホンモノだよね。

いくら上手くても心に何も響かない歌手の方もいるし。

 

他の曲はまだ全然聞いてないんだけど、ちょっと聞いてみよかなと思い始めてる。

 

でもきっとこの「Pretender」の衝撃に勝てる曲はないんだろうな~。

 

これからの活躍が楽しみなバンドです。