妻にも母親にもならないという人生
毎日、何も起きずに淡々と過ぎていっております。
何もない日々というのは、それなりに幸せで贅沢を言ってはいけないのかもしれません。
しかし、最近思うのです。
きっと自分はこのまま一生結婚はしないのだろうと。
子供を産むことはないのだろうと。
ただのいち女性で終るのでしょう。
それに対して、2つの思いがせめぎあっています。
社会になんの貢献もできてないんじゃないかという思いと自分の人生は自分のものだから好きに生きていいという思い。
結婚のわずらわしさと乗り越えて、子育てを必死でしているお母さん方を見ると、正直申し訳ないという気持ちになってしまいます。
自分の自由すぎる環境、誰かのために自分が犠牲になるなんてことのない環境にうしろめたさを感じてしまうのです。
絶対結婚もしないし、子供もいらないなんて思ったことなくて、なんか気づいたら41才になってたって感じなのですが、それでも努力が足りなかったんじゃないか、自覚がたりなかったんじゃないかと思ってしまうのです。
それなりに婚活もしたけど、残念ながら実らず。
好きな人もいたけど、告白できないまま、別の人と結婚してしまい(たぶん)
あっというまに、手を付けられない40代に突入。
何が悪かったのかな~。
もうここまできたら、今の自分を受け入れて、迷惑をかけないように一人でなんとか生きていくだけの気力と術を得ていくことだけを考えるしかないのかな?
妻にも母にもならなかった女性も自分の幸せを探した結果として、世間は受け入れてくれるのかな。
なんだか一人前には決して見てもらえないような気がしてならない。
ましてや自分は、仕事すらしてないわけだし。
せめて仕事して、少しでも社会貢献できたら、人の役に立てたらこの妙な罪悪感みたいなものがなくなるのかな。
こんな世界の片隅のちっぽけな自分が、社会に与える影響なんて微々たるものなんだから、ひっそり生きていくだけでも問題ないのかもしれないのだけどね。
人それぞれだから。
自分の生き方だから。
そういうふうに言ってくれる人もいる。
私の人生ごときに、忙しい世間はきっとなんとも思ってないのが現実なんだとは思うのだけど。
それでも勝手に、自分で自分を追い込んでしまうよね。
こうなった以上は、とにかく迷惑をかけないように、一人で強く生きていくしかないね。
妻でも母でもない。
私は、いち女性。